【重要】諸葛やか 活動休止のお知らせ

諸葛やかです。
皆様に残念なお知らせがございます。

クィア活動家としての「諸葛やか」は、しばらく休業致します。少なくともこの名前を出して活動することはほぼゼロになるものと考えております。

関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
今まで活動を支えてくださった皆様には深くお礼の言葉を申し上げます。

しばらくは表立っての活動は行いませんが、これからも、少しでも私や周囲の人達が生きて行きやすい社会にする為に、今後の方針を熟慮致します所存です。

新しく活動を再開する際にはこのFacebookページにて発表をする予定です。
その際は何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、MT/FXミーティングについては暫定代表を決めたいと思いますので、会員の方には後日メッセージを配信致します。ご確認お願い申し上げます。

それでは、失礼致します。

トランスジェンダー相談所 MT/FX 代表
文筆家
諸葛やか

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2015.09.12 トランスジェンダー相談所 MT/FX 第8回クローズドミーティングのお知らせ

【トランスジェンダー相談所 MT/FX】次回クローズドミーティングは2015年9月12日(土)の予定です。詳細は公式サイトをご参照ください。

トランスジェンダー相談所 MT/FX 公式サイト

トランスジェンダー相談所 MT/FX 第8回クローズドミーティングを行います。
第6回より、以前までの会場と異なりますのでご注意ください。

トランスジェンダー相談所 MT/FX」は「生まれた時に男性と割り振られた(もしくは性別判定を保留されたがその後男性と割り振られ た)」けれど自分の性別に違和感を感じているという方や、 自分は男女どちらの性別でもない、または男女どちらの性別でもあると思っている方、 自分はMtF(トランスジェンダー女性)やMtXやMtFtXかも…?と思っている方のための集まる場所です。

  • 日時:2015年9月12日(土) 13:00~17:00
  • 会場:東京都板橋区某所
  • 定員:10名程度

参加条件生まれた時に「男性と割り振られた」か、「性別の判断を保留され、その後男性と割り振られた」方のうち、以下のいずれかに限らせていただきます。

  • 自分の性別に違和感を感じているという方
  • 自分は男女どちらの性別でもない、または男女どちらの性別でもあると思っている方
  • 自分はトランスジェンダー(MtFとかMtXとかMtFtXとか)かも…?と思っている方
  • 女性として生活しようとしている方、または女性として生活している方

注意事項は以下のとおりです。

  • 当会「クローズドミーティング」は、その場所でしかしゃべれないことをしゃべって、ご自身の心が少し楽になることを目標とするミーティングです。個人の情報や会話内容は、特に言及しない限り秘密とさせて頂きます。プライバシー厳守でお願い致します。
  • 服装は普段の格好など、お好みの服装でOKです。どのような(例えば「女性らしい」)格好で来場しなければならないと指定することはありません。
  • 他の参加者の批判(特にセクシュアリティの否定)はしないようにお願い致します。
  • 仲良くなった方同士の連絡先交換などは特に制限しませんが、参加者同士の人間関係を極力ミーティングに持ち込まないよう、お願い致します。
  • 飲食物は各自ご持参ください。なお、当日はミーティングが終わるまで飲酒はしないよう、お願い致します。
  • 以上、守っていただけない場合、注意を行います。注意をしても繰り返される場合は、即座にご退場いただき、以後のミーティングへの参加もお断りする場合がございますので、ご協力お願い致します。
  • 入場は基本的に無料ですが、場所代などを賄うためにカンパを募集致します。
  • 本ミーティングは会員制・完全予約制です。 入会・参加希望の方は開催日前日までにメールフォームよりご連絡ください。定員に達し次第締切とさせて頂きます。

なお、想定される質問を トランスジェンダー相談所 MT/FX とは の FAQコーナー に掲載しております。

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「恋愛ビュッフェ」について ──脱「恋愛定食」のすすめ──

「恋愛」という言葉、あなたは気軽に使えますか────?

お久しぶりです。諸葛やかです。
最近「恋愛感情」「恋愛」という言葉についてあれこれ語り合う機会が何度かあったので、その時に感じたこと・お話ししたことなどをまとめてみようと思います。

そして、本記事の最後で「恋愛ビュッフェ」という考え方を提唱します。

「性の多様性」という言葉と裏腹な結婚圧力

昨今、渋谷区の性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)に関する条例が成立したことや、米国で同性間の婚姻を禁止する州法が違憲であるとの判決が出たことなどから、世間でも「同性婚」に対する関心が高まってきています。
その一方で、「同性婚」が制度化されることに対し懸念を覚え、同性婚反対を表明する人たちが、セクシュアリティ(性のあり方)にかかわらずいらっしゃいます。私の身近にも何人かいらっしゃいます(以前の記事でも紹介しました)し、以下のような特集記事も最近書かれました。

上記リンク記事の中で、特に諸葛が取り上げたいと思ったのは以下の部分です。

▼「恋愛しろ、結婚しろ」みたいな空気でもっと息苦しくなるだけ
ツイッターで「結婚できない人をゼロに」というネタ画像が回ってきた。友達がほしくてビアン系イベントに行っても、すぐ世話焼きオバサンみたいな人が寄ってきて、えーっ彼女いないの? あの子とかどう? 勇気がないなら一緒に行ってあげようか? みたいなことを上から目線で言ってくる。

こういう「恋愛しろ! 結婚しろ!」みたいな空気が、同性婚がOKになることによってビアン系イベントでも強まるのかと思うとうんざりする。別に、恋愛とか結婚は、したくなればすればいいけど、絶対しなきゃいけないことみたいな空気は絶対おかしい。

そもそも結婚は恋愛のゴールみたいな価値観って個人の価値観だし、法律で書いてあることじゃないのに当たり前みたいに言われてるのはおかしいと思う。結婚したら子どもを産むもの、みたいなのもそう。同性婚同性婚っていうんじゃなくって、そういう変な価値観の押しつけを見直すことも一緒に考えなきゃいけないけど、LGBT運動は「愛がー」「結婚の権利がー」みたいなことしか言わないし、同性婚のことをLGBTウェディング(笑)とか呼んでたりするし、もう最近の同性婚ブームにはうんざり。同性婚のことしか考えられないならLGBTとか名乗らないでください!

…まぁ最後の「名乗らないで」と言うのは完全にはうなずけないところでもありますが、言いたくなるのも気持ちとしては分からなくもないです。

「異性愛者」でなくても「結婚」から逃れられないのか?
恋愛と結婚はセットなのか? 恋愛したら結婚しなければいけないのか? 恋愛できないと人間として失格なのか?
いやそもそも「恋愛」という言葉自体、かなり曖昧な表現で、留保無しに用いるのは危険な言葉なのではないか?というのが、今回のテーマです。

パッケージングされた「恋愛結婚イデオロギー」、「定食」推奨文化

さて、まずご紹介したい用語が「恋愛結婚イデオロギー(ロマンティック・ラブ・イデオロギー / romantic love ideology)」です。
字面で「(*^_^*)素敵!」と思った方と「(;´Д`)ウエップ」ってなった方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、どういう意味の用語かについては以下のリンクに詳しいですので、ご参照ください。

さて、この「恋愛結婚イデオロギー」、この社会に広く定着している(と諸葛が考える)「定食」文化・「らしさ」文化の一形態と考えますが、なかなか強烈な抑圧となっているわけです。

次に、「恋愛」という言葉から想起されがちなこと、「恋愛」と関連付けられやすいことについてリストアップしてみました。ちょっと多いですよ。

「恋愛定食」の中身 ──恋愛と関連付けられやすい項目──

  1. 好き(相手を好ましいと思う気持ち)
    1. ドキドキする気持ち
      1. 対面時のドキドキ
      2. 対面していない時のドキドキ
        1. 相手(電話、チャット等)をしている時のドキドキ
        2. 相手をしていない時のドキドキ
    2. 相手を一人の人間であるとする認識
      1. 相手を特別な存在であるとする認識
        1. 対面している相手を特別な人であるとする認識
        2. 対面していない相手を特別な人であるとする認識
          1. 相手(電話、チャット等)をしている時に相手を特別な人であるとする認識
          2. 相手をしていない時に対象を特別な人であるとする認識
        3. 特別な人であるから許せる/許せないと思う行為など
    3. 嫉妬
      1. 一般的な嫉妬
      2. 特別な相手に対する嫉妬
    4. 所有欲・独占欲
      1. 相手を独占したいと欲する気持ち
        1. 相手をしている時/していない時
        2. お互いに独占し合うことを欲する気持ち
          1. 相手をしている時/していない時
    5. 承認欲求
      1. 特定の相手に認められたいと思う気持ち
      2. 広く場のメンバーに認められたいと思う気持ち
      3. やっかみ
  2. 性欲(ムラムラする気持ち)
    1. ムラムラを解消したいと思う気持ち
      1. ムラムラを他人と関わることで解消したいと思う気持ち
        1. ムラムラを特定の相手と関わることで解消したいと思う気持ち
  3. 相手との身体的接触(スキンシップ)を欲する気持ち
    1. 相手とより密接な身体的接触を欲する気持ち
      1. 相手とキスをしたい気持ち
        1. 部位あれこれ
      2. 相手と性器の接触を伴う身体的接触を欲する気持ち
        1. 相手の性器などに触れたい気持ち
        2. 相手に自分の性器などに触れられたい気持ち
        3. 相手の性器と自分の性器を結合したい気持ち
  4. 相手との関係性を欲する気持ち
    1.  「付き合う」約束
      1. 期限を伴う約束・期限を伴わない約束
        1. 「気持ちが離れたときまで」という期限
          1. 一方か、双方か
        2. 「死が二人を分かつまで」という期限
        3. 無期限の「永遠」
      2. 貞操「浮気」をしないこと)の約束
        1. 契約外の相手と時間を共にすることをNGとする約束
          1. どの程度からNGとするか?
            1. 連絡先交換は?
            2. 仕事相手は?
        2. 契約外の相手と身体的接触をNGとする約束
          1. どの程度からNGとするか?
        3. 契約外の相手に特別な感情を抱くことをNGとする約束
          1. どの程度からNGとするか?
      3. 関係を継続するという約束
        1. 未来において相手をする(対面する、再会する、連絡を取り合う、など)という約束
      4. 専属契約
        1. 一対一の専属契約(モノアモリー
        2. 一対一に限定されない専属契約(ポリアモリー
        3. 契約はしないが特別な間柄でいたい気持ち
          1. 専属契約を結ばないライフスタイル(ノナモリー
          2. 「友達以上恋人未満」
          3. 「腐れ縁」
          4. 「浮気」
          5. 「割り切った関係」
  5. 結婚
    1. 「恋愛結婚」
    2. 「お見合い結婚」
    3. 「許嫁」
    4. 配偶者の介護
    5. 配偶者の親の介護
  6. 再生産(出産など)
    1. 「自分たちの血を引く子」を欲する気持ち
    2. 養子縁組
    3. 年少者の世話を焼くことに対する欲求
      1. 文化的再生産欲求

「恋愛ビュッフェ」という提案、食べないという選択肢

さて、上記の中であなたに当てはまる項目はどのくらいありましたか?

結果に関しては恐らく、個人差が大きく出るのではないでしょうか。誰かアンケート調査してほしいくらいです。
ただ、個人の感覚やその集合としての社会的風潮として「こうあるべき」という考え方があると思います。

「こうあるべき」が広く共有されていると認識する社会においては、しばしば「恋愛」は食堂における「定食」のように、決められたものを受け入れる(食事で言うなら「食べる」)ことが求められます。

しかし、それぞれの項目が「定食」になっていることで、実は少なからぬ人々が「食べたくないものを食べさせられている」としたら、その「定食」の構成が人々を幸せから遠ざけていると考えられます。「正しい恋愛」というのは先に挙げたようにイデオロギーなのですから。

そこで諸葛が提唱するのは「恋愛ビュッフェ」です(「ビュッフェ」にするか「バイキング」にするか、微妙に悩みましたw)。
自分で好きなように「料理」を組み合わせて、食べたいものを食べたいだけ食べて、食べたくないものは食べない、それでいいじゃないか、ということです。
ここで考えるのはあくまで自分達(特別な関係を結びたい相手がいればその人)がどうすれば満たされるか、どうすれば幸せに近づけるかです。そして、食べたくない人に対して押しつけてはいけないということです。

もちろん「恋愛定食」を気に入っている人もいるでしょうから、それを廃止しろとは申し上げません。
ただ、「恋愛定食」が唯一の選択肢ではないと、主張致します。

恋愛などの人間関係で疲れた時の為に、「恋愛ビュッフェ」という概念を、アタマの隅っこにでもいいので、置いておいてくだされば幸いです。

気に入った方は note.mu にて投げ銭をお願いします。

支援の皮を被った搾取とか

私は腫れ物ではない。一人の人間だ。
と言うのも、さっきちょっと酷い目に遭わされたのね。

ある一応シスジェンダー(※下記註釈参照のこと)の知人が性的少数者関連のイシューについて企業向けに研修会できることになったそうなんだが、
やかさんにもトランスジェンダーのトイレ問題の話をするように頼んできて、
(私がどれだけトイレ問題に詳しいかについてはついろぐかブログを検索かけてご覧ください)
わざわざ打ち合わせしに行ってやったのに、
その人まるで話を聞く気がないのね。

「戸籍基準で云々するのはまずいけどパス度(望みの性別に見える度合い)低いと~」とか、
「”女性(シスジェンダーのとは言わずに)”の側からしたら~」とか、
まぁそういう問題が現状あるのはその通りなんだけど、
そんなことは百も承知なわけよ。

でもそこを、問題が存在するということ自体を、企業の人に認識させないと、
少なからぬトランスジェンダーは外出先で使えるトイレがないんだってば。
ましてや会社でトイレ使えなかったらその人はその会社にいることができないんだってば。
これは「男性」が「女性」のトイレに入れない問題なんじゃなくて、マイノリティの女性がマジョリティの「女性」に排除されている問題なんだってば。

って話を(そりゃ当然するわ、やかさんにとっても死活問題だもん)したら
その人、言うに事欠いて

「企業には“Don’t ask, don’t tell(訊くな語るな/DTDAと略す)”と言う」
企業はそこまで責任取れないでしょ」
やかさんには頼めない、意見が対立する(意向に沿わない)から

と言い放ちやがった。

ホント最低。許せない。

しかも <やかさん自身もこないだトイレ問題で不採用食らった> って話をついさっきしたばっかりだぜ。

せっかく企業向けに研修会の講師やれることになったのに、聴衆のマジョリティに迎合してどうするんだあの人。

結論としてはタイトルの通り。

怒っている旨を伝えて、とにかくもう一回持ち帰って考え直せ、私は帰るって言っておとなしく席を立って出てきたやかさんマジ優しい。

というワケで、いま怒りと徒労感がパネェんすわ。

シスジェンダーとは:
生まれた時に割り振られた性別から越境しない人のこと(↔トランスジェンダー)。
なんで分かりにくいカタカナ語を使うのかと言うと、適切な漢字語が今のところ見つからない為。

「外出先のトイレの困りごと」集めてるそうですよ。

note.muにて投げ銭受け付けてます。

世界をもてなすトイレプロジェクト2020
トイレの困りごとを教えてください!
https://pro.form-mailer.jp/fms/385855b468102

おっ、トランスジェンダーが書き込むことも想定しているようですよ。
というわけで書いてきました。Q2は「その他」にして、「トイレ全般に関して」と記入。

以下、Q1本文。ちょっと長くなったけど、まぁこれくらいは必要でしょ。

まず、私はトランスジェンダーである。
私は女性として社会生活を送っている(周囲からも女性であると見なされている)が、トランスジェンダー女性が女性用トイレを使うということが社会に広く共有されていないので、万が一のことを考えると安心して女性用トイレが利用できない。
このような立場なので、外出時のトイレには日々困らされている。

まず、次善の策として、性別を気にせずに利用できる“性別不問トイレ”として多機能トイレやだれでもトイレなどを利用しているが、時々、入り口に「身障者専用」などと張り紙がしてあることがあって利用できないことがある。

また、多機能トイレが複数あるトイレでは多機能トイレまでをも含めた空間が男女別になっていて、“性別不問トイレ”としては利用できない場合もある。
次に、パウダースペースを設けているトイレがあるが、パウダースペースが女性用トイレにしかない場合、女性用トイレが安心して利用できない人はどこで化粧直しをすればいいのか(これは性別を問わない問題である)。
それから、男性用トイレを使用している知人のトランスジェンダー男性の話では、生理用品を捨てる場所がなくて困るということもあるそうだ。

なお、生まれた時に割り振られた性別用のトイレ、つまり私にとっての「男性用トイレ」は、私のような「女性の格好」をした目立つ人間が安心して利用できる空間ではない。また生まれた時に割り振られた性別というものは重大なプライバシーであり、外出先の公共空間にあるトイレで明かすことには非常に抵抗がある。

性暴力(特に数的に多い、「男性」から「女性」に対するそれ)などが大きな問題となっている現状、「女性用トイレ」が存在することはやむを得ないと思うが、そもそもトイレを男女別にするということ自体の問題性に何の疑問も関心も持っていない人がトイレの設計を行っている場合が多々あると考えられるので、“性別不問トイレ”の必要性があるということをきちんと法制化・ガイドライン化していただきたい。
また、移行後の性別用のトイレを希望するトランスジェンダーも安心して利用できるよう、トイレの入口にはそのことを明記してほしい。そこまでなされてようやく初めて、安心して外出先のトイレが利用できるという人間がいるのである。逆に言うと、それだけこの社会はトランスジェンダーを「いないもの」もっと言えば「いてはいけないもの」として扱っているということでもある。

私は一人の人間としてここに確かに生きているし、外出先のトイレを必要としている。そのことをよく認識されることを切望するものである。

『放浪息子』の作中社会の描写に関して

11月9日の夜に話題になった『放浪息子』の「二鳥くん(にとりん)」を「彼」と呼ぶことの”差別性”と、そういった描写に対する日本語圏の読者(特にトランスジェンダー当事者と表明している読者)の批判が少ないという@matt_a_thorn_enさんの指摘…と、それに関する周囲の反応に関連して。

見かけた関連ツイートは大体ふぁぼってあるのでFavologのこの辺を参照(誰かまとめてある?)。11月9日以前のツイートはこちら

note.muにて投げ銭受け付けてます

以下原作終盤のネタバレあります。

続きを読む

2014.11.11 セクハラとの遭遇

昨日11日、東京・池袋の某美容室で髪を少しバッサリ切りました。前から見たらあまり変わらないのですが。

にしても、今日のお出かけは散々でした。以下、愚痴と店舗に出す苦情のためのメモです。

雑誌見たら石原さとみ氏(10年くらい一応ファンなんです)が「オシャレは女の子に生まれた人の特権☆」みたいなこと言ってて「生まれた時に男の子だとされた私」はうっすら凹んで、その後後ろの客の話が「男の子と女の子の育児・保育の違い」の話とかインチキ商売の話(批判的にだが)を聞かされてあーもうってなって、そこまではまぁ無視できたんですがその後の別の客があまりにもひどかった。

女装男子や少女漫画男子をネタにしつつ、男性ジェンダーから外れた「男子」について完全にバカにした話を大声で延々と続ける客、それに乗っかる店員美容師A氏もまーひどいもんで…
担当している美容師B氏に私がトランスジェンダーであるとわざわざカミングアウトしてそれとなく怒ってることを伝えた(「失礼な客がいますね」と言ったのを覚えている)ところ、担当美容師B氏からは「自分の世界しか分からない方もおられますからね…」という慰めの言葉ひとつしかなく(あるだけマシかも知れんが)、特にAや店長に苦情を伝えに行こうともせず(恐らくB氏は権力が弱いのだと推測している)、気まずそうにチョキチョキ。

会計の際も謝罪の言葉なし。言うとくけどあんたとこの店員が盛り上げたんだよ。これから言うとくけど。

…これ愚痴半分だけどちゃんとお店のアンケートに書きます。恐らくその場で怒りを表明してもその場だけで片付けられてしまうであろう予測は立つし、ヘタしたら件の客が逆上しないとも限りません。こういうのは本部に直接伝えるのが一番いいのです。
そして苦情を言うのは別に金品を求めるためではなく、少しでも世の中の役に立ちたいからです。そうしないとそいつらが他の人(セクシュアル・マイノリティかもしれないしセクシュアル・マジョリティかも知れないけど)にも迷惑をかけかねないからです。

まったく、ちょっと人の多いところに出かけるとすぐこういうのに遭遇するモンだから、出かけるのもラクじゃないですよ。闘い方を知る前はもっとヘコんでいたでしょうね。

“「永遠の愛を誓いません」と言える特権 | 包帯のような嘘”について

「永遠の愛を誓いません」と言える特権
引用元: 「永遠の愛を誓いません」と言える特権 | 包帯のような嘘.

私の友人・マサキチトセさんの記事。
私が結構好きな映画監督のジョン・ウォーターズ氏のコメントも取り上げられてる(批判的にだけどw)。

記事の中で、「そんなこと気にしなくていい」と言える人は、そう言える特権があるという、重要なことを指摘している。
この「そんなこと~」という言葉、結婚に限らず、性別についての葛藤や服装をどうするかとか、身体の特徴や障害などについて、ある制度を利用せざるを得ない人・悩まざるを得ない人にとっては耐えがたく苦痛な言葉ともなり得るということを知ってもらいたいと思う。

【紹介・署名】神いっきさんが自分の望む性別で適切に扱われることを求める有志: 署名文を公開しました

神いっきさんが自分の望む性別で適切に扱われることを求める有志: 署名文を公開しました


この発案者の方に賛同し、署名致しました。

私は、どのような状態であれ、本人が望む性のあり方を尊重されるべきだと考えます。

特に「典型的な男女」のようなジェンダー表象でないトランスジェンダーやジェンダーアイデンティティが「典型的な男女」のどちらかでない人にとっては「自らの認識」を他者に好き勝手に判定されることがあまりにも多く、そのことに怯える人も少なからずいます。
私もそうです。
例えば私は生まれたときに割り振られた側のジェンダーを付与されることの多い属性をいくつか持っています。そして、そういう属性を持つとい うことを表明するたびに「やっぱり●●(生まれたときに割り振られた性別)なんじゃないの」「偽者だ」と言われてしまう、或いは言われてしまうことを恐れ て自分のことを表明できない、ということがたびたびあります。

そういった風潮が蔓延しているにも関わらず、トランスジェンダーの当事者の中ですら他のトランスジェンダーを抑圧する「偽者」論が出てしまうというのは、非常に残念なことです。


署名ページはこちらです: 神いっきさんが自分の望む性別で適切に扱われることを求めます