2014.11.11 セクハラとの遭遇

昨日11日、東京・池袋の某美容室で髪を少しバッサリ切りました。前から見たらあまり変わらないのですが。

にしても、今日のお出かけは散々でした。以下、愚痴と店舗に出す苦情のためのメモです。

雑誌見たら石原さとみ氏(10年くらい一応ファンなんです)が「オシャレは女の子に生まれた人の特権☆」みたいなこと言ってて「生まれた時に男の子だとされた私」はうっすら凹んで、その後後ろの客の話が「男の子と女の子の育児・保育の違い」の話とかインチキ商売の話(批判的にだが)を聞かされてあーもうってなって、そこまではまぁ無視できたんですがその後の別の客があまりにもひどかった。

女装男子や少女漫画男子をネタにしつつ、男性ジェンダーから外れた「男子」について完全にバカにした話を大声で延々と続ける客、それに乗っかる店員美容師A氏もまーひどいもんで…
担当している美容師B氏に私がトランスジェンダーであるとわざわざカミングアウトしてそれとなく怒ってることを伝えた(「失礼な客がいますね」と言ったのを覚えている)ところ、担当美容師B氏からは「自分の世界しか分からない方もおられますからね…」という慰めの言葉ひとつしかなく(あるだけマシかも知れんが)、特にAや店長に苦情を伝えに行こうともせず(恐らくB氏は権力が弱いのだと推測している)、気まずそうにチョキチョキ。

会計の際も謝罪の言葉なし。言うとくけどあんたとこの店員が盛り上げたんだよ。これから言うとくけど。

…これ愚痴半分だけどちゃんとお店のアンケートに書きます。恐らくその場で怒りを表明してもその場だけで片付けられてしまうであろう予測は立つし、ヘタしたら件の客が逆上しないとも限りません。こういうのは本部に直接伝えるのが一番いいのです。
そして苦情を言うのは別に金品を求めるためではなく、少しでも世の中の役に立ちたいからです。そうしないとそいつらが他の人(セクシュアル・マイノリティかもしれないしセクシュアル・マジョリティかも知れないけど)にも迷惑をかけかねないからです。

まったく、ちょっと人の多いところに出かけるとすぐこういうのに遭遇するモンだから、出かけるのもラクじゃないですよ。闘い方を知る前はもっとヘコんでいたでしょうね。